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ルールを守るむずかしさ [相場の考え方]
相場に向かい合うためのルールを作るのは簡単です。
難しいのはその作ったルールを守ること。
ルールというのはいわゆる「手法」のことです。
一番単純なのが、例えば移動平均線がクロスしたら、売り買いをする、というもの。
相場がわかってチャートがわかっている人だと、それだけで十分勝てると思います。
(私自身はまだそこまでは不安ですが)
けれど、勝ち続けられるかというと実は別の問題なのですが、さまざまな検討要素が増えるので、ここでは触れません。
ルール作りは簡単。ルールを守るのが難しいわけについてです。
例えば移動平均線がクロスしたら売り買いするというルールだとします。
そのルールが単純であればあるほど、いつ買うかいつ売るかがはっきりするのですが、単純なルールでいつでも勝てるほど相場は甘くありません。
なぜなら、簡単な場所は人が集まるので、そこを狙い撃ちしてトレーダーからお金を巻き上げるプロのファンドの人たちがいるからです。 (一気に急激な動きをするところはそういうケースが多いでしょう)
したがって勝てるルールはある程度の複雑さを持った組み合わせが必要です。
そして組み合わせが複雑になればなるほど、「ルールが成立しているのかどうかの判定」が
難しくなります。
どういうことかというと信号でたとえてみましょう。
青信号は進め。
黄色は注意。
赤は止まれ。
誰でもわかるルールです。
移動平均線がクロスする、だけのルールだと簡単だから「青は青」とわかります。
しかし、いくつも条件をパスしないとエントリーできないルールだと「青」が
「黄色っぽい青」 だったり「赤に見えるような青」だったり、「青と思ったら黄色になっていそうな感じ」の青だったり(笑)もうわけがわかりません。
相場とは要するに、そうやって青なのか赤なのかわからなくて右往左往している人たちが集まった巨大な交差点なんだと思います。
そしてその交差点の中で、いろんな人がささやきかけてきます。
それはチャートという媒体を通じて。
「あんたさ、今青だと思ってるだろうけど、実は赤だよ」
「赤のふりをしてる青がいるよ」
混乱しまくります。さらに、よく言われる「複数の時間足を見ましょう」なんていうことをはじめると、
10Mの距離から見ると完全に青の信号機が、50Mからだと赤、100Mからだと黄色、そして200Mから見ると全部微妙にまじりあってる虹色になったりします。
その中で正確に動くには、「こういう場合は青と自分は決めたんだ。絶対そのルールは守るんだと」という固い決意とその実行です。
これは、もちろん私のそうなんですが、どれだけ熟練の人でも間違うことがあると思います。
とても大事です。
自分にも言い聞かせてます(笑)