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FXは結局はギャンブル [相場の考え方]

どこまで行っても相場の世界はギャンブルの世界です。


絶対はありません。


絶対はない、ということだけで言うと、通常のビジネスの世界にも絶対はありませんが、もっとはるかに近い、目の前のレベルで絶対がない、という意味でギャンブルです。


つまり、次の瞬間に上がるのか下がるのか、次に出るのが「丁」なのか「半」なのか、という世界です。


常に丁半ばくちをしているようなものです。


次に丁が出ると思えば「買い」半が出ると思えば「売り」


博打と違うのは、賭けてしまえばあとは結果を待つだけが博打ですが、

相場の場合は、やめるタイミングも自分で判断するので、それによって勝ち負けも変わって来るという

部分です。


なんでこんなことをくどくど言ってるかというと、根本的な部分で、それがわかっていると聖杯探しの旅から足を洗えるからです。


「絶対」があると思うから聖杯を探す。


株も、FXも、先物も結局はギャンブル。


丁半ばくちで言うと、サイコロを振る人のくせをつかんでいる状態が、勝つ確率が高くなっている人。


チャートの動きのくせをつかんでいる人が、このギャンブルに勝てる人ということになります。




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1万時間の法則 [相場の考え方]

何かを極める一つの目安に「一万時間の法則」というものがあると言われます。


どんなことでも、1万時間時間を使えば、だいたい一人前の腕になると。


1万時間というのは1日が24時間ですから、24時間不眠不休でやり続けて416日。1年と2か月ほど。

24時間中半分の12時間を使った場合は、833日。2年と3か月くらい。

職人さんなんかで、1日の勤務時間7時間その仕事をしている場合は、約4年。

仕事しながらとか、学校行きながら何か趣味の分野に取り組んでいる場合1日のうちに3時間時間を使うとして、約10年。


どうですか?

この時間の概念、実際に何かの分野で一人前になった人は、おおむね納得されるのではないでしょうか。

「それくらいかかるよね」って。


相場もそうなんだと思います。

ほんとうに自信をもって、相場に向かいあうために、それくらいの時間チャートと向き合ってないと、わかってこないんだと思います。


特に初心者の頃は、何かしらの理屈に気づけばそれで全部勝てると思ってしまうんですけども、今こんな感じだから、次にこうなる気がするっていうのは、相場の変遷を長い時間見ていないと、結局ピンと来るようにはならない。


と、私は思うんですが、どうでしょうね。


相場に関して天賦の才があって、最初からチャート見たらわかるっていう人もいるんでしょうけども、あくまでも普通の人の話です。




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リアルタイムのチャートと出来上がったチャートの違い [相場の考え方]

0524 1538.JPG


ユーロドル


20180524 15:38

の5分足ですが、

関連する指標の影響もあったのか、5分足レベルでは上に下に動きまくっている状態でした。


こういうところで入ってしまうと、損切の幅にもよりますが、上で切られ、下で切られ往復びんたというものを

食らう可能性が高くなります。大きい足を見ると、どこまで行くかはわかりませんが、この後は上向きに行くのではないかとの予測はできますが、そうは言っても5分足で一気に下がる陰線が見えると怖くなります。


出来上がったチャートを見ると、

「うむ、これはまさにボリンジャーバンド2σタッチで見事に反転している。すごいねボリンジャーバンドというのは」と初心者の頃思います。

そして、その通りにはリアルタイムでは絶対に入れません。

入るためには相場に張り付く必要があり、かつ、リアルタイムでは、2σ接触で、「はいエントリー!」とは

できないからです。


なぜ出来上がったチャートはとてつもなく簡単そうに見えるのに、リアルタイムではとてつもなく難しくなるのだろう。

相場がわかるようになるために必要な修業期間は、ほぼすべて、この乖離をなくするための作業です。

リアルタイムのチャートで、出来上がった状態の想定ができるようになると、相場が怖くなくなります。


もちろん、最初から怖くないという人もいるでしょうけども、その場合はよほどの投資の大天才を除き、どこかで必ず破綻して退場となります。

怖さは絶対に必要と私は思いますが、それを克服するには結局のところ、職人が熟達していくように、相場に慣れていくしか道はないのかと思います。




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時間足の規模 [相場の考え方]

複数時間足について、5分、15分、1時間の三つを比較してみましょう


5m.JPG


5分足です。約7時間分のチャートですがこれを15分足にすると


15m.JPG


先ほどの5分足は赤い四角になります。

5分足だけを見ていると、完全に下降トレンドに見えていましたが、

15分足にすると、上下に水平線があるレンジのような動きが見えてきます。


そして次に1時間です


60m.JPG


5分足、15分足は赤い四角です。15分足でレンジに見えていたものは、1時間足で見ると、完全なる下降トレンドで戻って、下がってきたところとわかります。


この先の動きを読むときには、さらに4時間足等の分析もあったほうがよい場面とわかります。


前回の記事で、5分足規模では大きすぎる足は関係ないと書きましたが、このように抵抗ラインに

近いところの場合は、上位足のラインを確認して反発やライン越えの可能性を読み解くほうがより

正確な読みができます。



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結局のところ相場とは心理ゲームであり、人生の縮図であり、一発逆転のツールである [相場の考え方]

例えば野球でも、サッカーでも、料理でも、科学の研究でもタイトルに書いたのと同じように言えるとは思うんですが、相場が他の仕事と決定的に違うのは、「直接お金を増やしに行く」という側面です。


人が働くのは、いろんな充実感とか、人の役に立つ喜びとか、そういうのももちろんありますが、仕事をする目的に、必ず「お金」があります。生活のために働くという理由が多くの人が働いている理由ではないでしょうか。

働いて、金銭を得て生きていく。

相場は、その金銭を直接取りに行きます。

「お金に対する考え方」そのものが、相場との向き合い方になってきます。


一発大物狙いの豪快な人は、大きな勝ちを拾うこともありますが、最後は必ず大損して負けます。

チマチマ小さく取る人は大きな負けはないですが、少しずつ少しずつ資金が減っていき。最後は一番大事な自信も減って相場から撤退します。

小さく負けて大きく取る。相場に勝ち残る方法はそれしかないので、ちょっとの勝ちだけをひろっていくと、どこかで、勝ちを一気に吐き出す負けを食らい、何をやっているのだかわからなくなるからです。


相場の「技」を鍛え「自信」を培い、いったんの負けにも動じない「強い心」を養うと、相場の仕組みが見えてきます。

どんな仕事でも、石の上にも3年という言葉があるように、いろいろ見えてくるのがやはり3年くらいなのかなと思います。

一般の社会でも3年もやれば新人は卒業といえるでしょう。


前にも書きましたが、(この先の規制次第では割合は減りますが)技を完璧に仕上げれば、30万円の資金が1か月で倍になる世界です。

そして毎月倍々ゲームで増やせる世界です。

30万円が60万円、60万円が120万円。120万円が240万円。小学生のときに聞いた、倍々にしていくと、あっという間にとんでもない量になるんだよ、という世界です。

月給30万円50万円稼ぐのに人は大変苦労します。

待遇の良い一部上場企業に勤務していて月収200万円クラスの方もいらっしゃるでしょうが、それに見合うだけの責任や苦労は当然あるでしょう。


部屋にいてパソコン触ってるだけで、一部上場企業の役員や、そこらの社長の月収をはるかに越えるような収入を得られるもの。


そのような世界が、ちまたでよくあるような「サインに従うだけで誰でも簡単に好きに世界を旅行できるレベルでFXで勝てます」って・・・そんなことありえるわけないでしょう・・・。


入るタイミングがわかるのが第一段階。

それがサインツールでも有能なものはある程度正確に出ます。

しかし問題はそこからで、結局すべての問題は「やめ時」にかかってくるわけです。

入る時のストレスはそう大したことはありません。

入って、プラスに伸びたとき。

入って、マイナスで損失を抱えているとき。

そのときに、大変なストレスがかかります。

そのときにどう動くかでFXで勝ち残れるかどうかが決まります。


それが心の強さであり、技術や自信による自己信頼であり、大負けしないためのバランスです。


それができたときFXというのは、(お金)という側面だけの話になりますが、これまでの人生をひっくり返すことができるツールになります。








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テクニカルは記憶喪失と思います [相場の考え方]

移動平均線に始まって、MACD、ボリンジャーバンド、RSIなどいろんなテクニカルといわれる、チャートの動きを読みとくツールがありますが、これらのツールは、「すごく役に立つ」という人と「まったく役に立たない」という人がいます。


役に立たないものであれば、もうすでになくなっていると思うので、役に立たないものではないと

思うのですが、特に相場初心者の人がテクニカルにかける期待が大きすぎて、思うとおりに動かないと

役に立たないというのではないかと思います。


テクニカルは、悪気なく嘘をつきます。


おそらく記憶喪失の症状があるのだと思います(笑)


「下にいくよーーー」って明らかに言ってたはずなのに、下にいかないので、

「どうなってんだ!」と後から聞くと

「そんなことは言った覚えは、まったく、ひとかけらもありません。」

という顔をしているイメージです。


最初のころよくやりがちなんですが、このテクニカルが動いている最中に嘘をつく、という現象を知らないと

出来上がったチャートを分析して、手法を考えていると、

「相場とはなんとまあ簡単なんだ。これなら普通に1日200Pipsくらいは取れるでしょう」

と思います。

そして動いてるチャートを見て、「こうなったからああでこうで」と自分の絶対に自信のある手法でもって

相場に入ると、ボロボロに負ける。


短い足ほど難しいといわれるのは、短い足ほど、テクニカルはぴょんぴょん動き、嘘をつきまくるからです。


テクニカルが動くのは、価格が動くからで、通常の日本人はほとんどの人がローソクを使っていると思われるので、テクニカル動く=ローソク足動く からです。


だましといわれる、ファンドの人などが、わざと吊り上げて叩き落したり、ということではなく、

普通に相場が動いているだけで、テクニカルがどんどん嘘をつきます。


そして、そのテクニカルごとに、どんなときにどんな嘘をつきやすいか、という特徴があり、

その特徴をつかんで、嘘とほんとを見分けながら、上手に活用してあげることが、優秀なトレーダー

ということになります。


ときどき嘘をつくけど能力はある部下を、うまく育て、才能を伸ばしてあげられる上司が、業績を上げ、優秀な管理職になるのと似ています。


なんだ、一般社会の企業と一緒でないですか。

相場も。



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相場で勝てる人 [相場の考え方]

株もFXも、先物取引等も、チャートを見ながら、自分の目当ての商品が上がるのか下がるのかを読みといていくというのは同じだと思うんですが、

不思議と、プロのディーラーとしてすべてを見てきたような人以外の個人トレーダーは

どれかに偏ります。


株をしている人は、FXには手を出さない、

FXをやっている人は、なかなか先物売買には手を出さない、

というような状況が多いのではないかと思います。


今まで話をしたことがあるトレーダーの人も、ほとんどの場合、

どれか一つに絞っていました。


その相場なりの特徴があり、片手間に、チャートだけみて勝てるようにはならないのが、

相場の世界であるという意味なのでしょう。


私の場合はFXですが、一番大きな理由は夜型人間なので、昼の9時から15時までしか取引できない

日本の株式相場は初めから考えていなかったのと、先物は昔、先物業者に騙されて三百万ほど溶かして

しまった経験があるから、いいイメージがないのです(笑)


昔の先物業者はほんとにひどくて、手数料でご飯を食べるために、とかでなくて、最初から財産狙いの追いはぎのようなやり方で営業していました。

今は、インターネットを通じて自分で取引できるので、そのような業者もほとんどいなくなったと思うので、インターネットで個人が直接取引できるようになる前の話です。


先物の業者のそういう営業マンは、不動産の業界に流れた人も多くて、あるところでそういう不動産業界に行った元先物の営業マン氏の話をいろいろ聞く機会がありました。


苦情がいかに多いか、が成績に付随する名誉だったと言っておられました。

全財産をなくして、自殺するような追い込み方をしたケースも、口を濁しておられましたが、

実際に何件もあったようです。


そういう事実がどうも、投機は怖い、という印象を世の中に与えているのだと思います。


また、今の時代、インターネットで自由に相場ができますので、「相場の技術を手に入れれば、働かなくても生きていける、だから相場の勉強をしよう」という論調の話も聞きますが、

それはすべて「そうか!と思って、相場の勉強してくれたら、自分が儲かる仕組みを作った人」の論理です。

それ以外のところから、相場を勉強しましょうと聞こえてくることはないはずです。


「投資教育が重要だ」って大声で言ってる人は、自分が売りたいからです。

教材を。

ほとんど、通信教育の空手の世界と私は思います。


空手というのはどういうものが、通信教育で送られてくる教材を見ればわかります。

しかし、その空手を自分で使えるようになるためには、人のまねではなく、何十回も何百回も、何千回も何万回も体に覚えこませなくてはいけません。

単にそれだけのことです。

それができるかできないか、ということです。


先ほどの先物営業の被害者は、一般のサラリーマンよりも、中小企業の経営者が多かったとのことです。

自分の才覚で会社を興し、事業を成り立たせている有能な人。

それが相場の世界では、詐欺師に手もなくひねられて、財産を吐き出している。

お医者さんや弁護士さんという一般社会ではかなり優秀と認識されている職業の方も、

相場の世界ではうまくいかないことがほとんどだそうです。


つまり、相場の世界は、頭の良しあしや才覚というよりも(もちろんそれも全く無関係ではないでしょうが)

いかに、諦めずにコツコツとやり続けたか、という努力の世界です。

やり続ければ、チャートを見続ければ誰でも勝てると私は思います。

けれど、やり続けることができるかできないかも、一種の才能です。

その才能がなければ、相場では勝てません。


最初は一攫千金のような計算で相場の世界を見ている人も、必ずどこかで一度は負けます。

その規模がどんなものかは人によって変わりますが、ともかく

「普通に働いて普通にお金を稼いだほうがよほどましだ」と思う場所があります。


そこで諦めるか、それでもやるか。

それだけの違いだと私は思います。


優秀な頭脳があれば勝てるわけではありません。

天才のひらめきでもありません。


熟練の料理職人が、素人が全く見分けがつかない食材の細かな違いを明らかに見極めるように、

チャートのちょっとした動きを見て判断できるようになるところまでチャートを見続けた人が、勝てるようになっていく人なのではないかと思います。


それが半年なのか、5年なのかが人によって、目的意識によって、最初に習う技術によって、

大きく変わってくるという違いはあると思いますけども。





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パチンコパチスロとFX [相場の考え方]

FXの本や教材をかなり勉強しました。

我ながら。

まったくの独学ですから、当然そういうものにしか学習の機会はないわけです。


勉強はいついかなるときも無駄にはなりません。

どこかで何かしらの思考回路を構築する糧にはなっていると思います。


出来上がってしまえば、手法はすごく簡単ですが、今現在私が「とんでもなく簡単」と感じている

やり方も、ある程度相場やチャートの見方をわかっている人に話しても、「まったく意味がわからない」と

言われます。


移動平均線と、MACDやあといくつかのテクニカルを使うだけでのとてもシンプルな方法と

自分では思っているのですが、

やはり、先の記事で書いたように、交差点の信号が青か赤かの微妙な判断が、交差点に何回も入らないと

経験として身につかない、ということだと思います。

結局チャートを見ていく作業は、職人の技なんだと思います。


先日、たまたま、パチプロでご飯を食べていた、という方と話をする機会がありました。


その方が言うには「FXでご飯食べてる人がいるなんて信じられない」ということでしたが、

私に言わせれば、おそらくパチスロでご飯を食べられる人のほうがはるかに少ないと思います。


パチスロの勝ち方も、FXの勝ち方も極論すると、同じなのではないかと私は思います。


けれど、勝つ方法さえ身に着けてしまえば、パソコンとインターネット環境さえあればいつでも

、レバレッジをかけて稼げるFXに対して、パチンコスロットは、規制もどんどん大きくなってきて、趣味

以上にやっていくのはかなり厳しくなってきているので、やめた、とのことでした。


トレーダーの中には、パチプロ出身の人も多いと聞きます。

パチンコで勝つ思考回路と、相場で勝つ思考回路はかなり似ているのではないかと私は思います。


私は、パチンコとかスロットで安定的に勝つことはできません。

というかほとんどやったことがありません。

それは、FXよりはるかに難しいと思うからです。

お金を稼ぐための手段と考えたときに。


けれど、根底に流れる勝つための理論は同じなので、ある程度理性的にパチンコスロットで勝てていた人は、

理屈を覚えればfxで勝てるようになるのではないかと思います。



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勝てるのだけど怖くて手が出ない [相場の考え方]

少しずつ堅実に相場で取引していても、やがては、必ず一気に勝負したくなって

、よくわからないまま大きく勝負をして、勝つことがあっても、いつかは必ず大きく負けて相場から退場します。

注意しましょう。

堅実に堅実に行くべきです。それが大事です。


相場の本や、相場の先生はよくこのような言い方をします。


けれど、たぶん、それはもともと、パチンコなどで大きく勝負して、大きく負けても仕方ないと

思えるような感覚の人です。


通常の人は、むしろ、勉強して勉強して、間違いない間違いないと思っていても、怖くて勝負に入っていけない

ことで、「相場は向いてない」と思って相場から撤退します。


ほんとに怖いんですね。

入る瞬間は。

1枚どころか、0.1枚しかポジション持たなくて、仮に10pips負けても100円損をするだけ、なんだけど、

それでも勝負に入るのが怖い。


何言ってるの?

あなた馬鹿?


この話を聞いて、そう思う人は、大きく勝負ができる人です。

根本的な度胸が私とは違います。

私は、ほんとに怖がりなんだと思います。

少しでも共感してもらえる、恐怖心旺盛仲間がいると信じて話を続けます。


私は、ほぼ間違いなく勝てる手法は、少なくとも5個は編み出していると思います。

けれど、それがあっても、実際に勝負していけるようになるまで1年かかりました。

5枚のポジションを持てるようになるまで1年かかってます。


勉強しすぎてわけがわからなくなったのもあるんですけど、最初、小心者はスキャルピングだと思って

(持っている時間を短くすることが大事だと思ったので)ずいぶん長い間、1分足、5分足で練習していました。


1時間足とか、4時間足の長い足のほうが簡単ですよ、といろんな人が言ってます。

そして、実際にその通りだと思います。今は。


しかし、小心者は何を考えるかというと、「大きい足であればあるほど負けた時の損切はでかいじゃないか」と

考えます。


1分足なら損切3pipsで行ける。

5分足なら損切5pipsで行ける。

そして、1pipsを100回抜いていけば、100pips取れる。

簡単じゃないか。

勝てるじゃないか。

絶対の自信がついたら、10枚で勝負すれば、1pipsでも1000円抜けるから、1分で1000円増やせる。

100pips取れば1日10万勝てる。

スキャルピングの神になれる!


と思いましたが、これ実際にやった人わかると思いますが。。。。

「そううまくはいかない」

「うまくいっても、ずっとやってると頭がおかしくなる」

という結論と思います。


1分足でよくある手法なんですが、なんらかのテクニカルの基準を定めて、乖離幅が大きくなったらそこからの戻りを取る、という方法。

これは完全に逆張り手法なんですが、

私は1分足で最初にこの手法を学んだので、いまだに、行き過ぎの相場を見ると、そこからの戻りを取ろうと

入ろうとしてしまう癖が抜けません・・・。

1分足のこの手法は、ほんとに地獄の一丁目です。

相場が好きで好きでしょうがない、というある種の変態でないと成り立たない方法です。

必ず負けます。通常の人は。

この場合の通常の、とは、一般的な神経の感覚を持った人、という意味です。


私思うに、やはりなんだかんだと15分足以上でやらないと、神経が持たないと思うんです。

結局。

私は、15分足を使うようになって、やっと「相場から目を離す」ということができるようになって、

そして、勝った負けたを冷静に見れるようになりました。


チコチコ動く相場を見続けているのが一番恐怖なんだと思います。

ただ見ているだけなのは、いいのですが、自分が持ったポジションと反対方向に

どんどん進む相場を見ているのが恐怖なんです。

1分足だと、せいぜい3pipsしか動いてなくても、なんだかすんごい動いたように

見えて、変な汗がどんどん出てきます。

その恐怖感覚から抜け出すのにずいぶん時間がかかったんだと思います。

今となって思えば。


相場は、その人なりのやり方があると思います。

勝てる方法は必ずあります。

どの時間を使うか、どんな手法を使うか、どんなテクニカルを使うか、

一個違うと全く方法が異なります。

それを発見するまではやり続けないと勝てるようにならないのが相場の

いやらしいところなんでしょうね。









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ルールを守るむずかしさ [相場の考え方]

相場に向かい合うためのルールを作るのは簡単です。

難しいのはその作ったルールを守ること。

ルールというのはいわゆる「手法」のことです。

一番単純なのが、例えば移動平均線がクロスしたら、売り買いをする、というもの。

相場がわかってチャートがわかっている人だと、それだけで十分勝てると思います。

(私自身はまだそこまでは不安ですが) 

 けれど、勝ち続けられるかというと実は別の問題なのですが、さまざまな検討要素が増えるので、ここでは触れません。

 ルール作りは簡単。ルールを守るのが難しいわけについてです。

例えば移動平均線がクロスしたら売り買いするというルールだとします。

そのルールが単純であればあるほど、いつ買うかいつ売るかがはっきりするのですが、単純なルールでいつでも勝てるほど相場は甘くありません。

なぜなら、簡単な場所は人が集まるので、そこを狙い撃ちしてトレーダーからお金を巻き上げるプロのファンドの人たちがいるからです。 (一気に急激な動きをするところはそういうケースが多いでしょう)

したがって勝てるルールはある程度の複雑さを持った組み合わせが必要です。

そして組み合わせが複雑になればなるほど、「ルールが成立しているのかどうかの判定」が

難しくなります。

どういうことかというと信号でたとえてみましょう。

青信号は進め。

黄色は注意。

赤は止まれ。

誰でもわかるルールです。

 移動平均線がクロスする、だけのルールだと簡単だから「青は青」とわかります。

しかし、いくつも条件をパスしないとエントリーできないルールだと「青」が

「黄色っぽい青」 だったり「赤に見えるような青」だったり、「青と思ったら黄色になっていそうな感じ」の青だったり(笑)もうわけがわかりません。

相場とは要するに、そうやって青なのか赤なのかわからなくて右往左往している人たちが集まった巨大な交差点なんだと思います。

そしてその交差点の中で、いろんな人がささやきかけてきます。

それはチャートという媒体を通じて。

「あんたさ、今青だと思ってるだろうけど、実は赤だよ」

「赤のふりをしてる青がいるよ」

混乱しまくります。さらに、よく言われる「複数の時間足を見ましょう」なんていうことをはじめると、

10Mの距離から見ると完全に青の信号機が、50Mからだと赤、100Mからだと黄色、そして200Mから見ると全部微妙にまじりあってる虹色になったりします。

その中で正確に動くには、「こういう場合は青と自分は決めたんだ。絶対そのルールは守るんだと」という固い決意とその実行です。

これは、もちろん私のそうなんですが、どれだけ熟練の人でも間違うことがあると思います。 

とても大事です。

自分にも言い聞かせてます(笑) 


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