結局のところ相場とは心理ゲームであり、人生の縮図であり、一発逆転のツールである [相場の考え方]
例えば野球でも、サッカーでも、料理でも、科学の研究でもタイトルに書いたのと同じように言えるとは思うんですが、相場が他の仕事と決定的に違うのは、「直接お金を増やしに行く」という側面です。
人が働くのは、いろんな充実感とか、人の役に立つ喜びとか、そういうのももちろんありますが、仕事をする目的に、必ず「お金」があります。生活のために働くという理由が多くの人が働いている理由ではないでしょうか。
働いて、金銭を得て生きていく。
相場は、その金銭を直接取りに行きます。
「お金に対する考え方」そのものが、相場との向き合い方になってきます。
一発大物狙いの豪快な人は、大きな勝ちを拾うこともありますが、最後は必ず大損して負けます。
チマチマ小さく取る人は大きな負けはないですが、少しずつ少しずつ資金が減っていき。最後は一番大事な自信も減って相場から撤退します。
小さく負けて大きく取る。相場に勝ち残る方法はそれしかないので、ちょっとの勝ちだけをひろっていくと、どこかで、勝ちを一気に吐き出す負けを食らい、何をやっているのだかわからなくなるからです。
相場の「技」を鍛え「自信」を培い、いったんの負けにも動じない「強い心」を養うと、相場の仕組みが見えてきます。
どんな仕事でも、石の上にも3年という言葉があるように、いろいろ見えてくるのがやはり3年くらいなのかなと思います。
一般の社会でも3年もやれば新人は卒業といえるでしょう。
前にも書きましたが、(この先の規制次第では割合は減りますが)技を完璧に仕上げれば、30万円の資金が1か月で倍になる世界です。
そして毎月倍々ゲームで増やせる世界です。
30万円が60万円、60万円が120万円。120万円が240万円。小学生のときに聞いた、倍々にしていくと、あっという間にとんでもない量になるんだよ、という世界です。
月給30万円50万円稼ぐのに人は大変苦労します。
待遇の良い一部上場企業に勤務していて月収200万円クラスの方もいらっしゃるでしょうが、それに見合うだけの責任や苦労は当然あるでしょう。
部屋にいてパソコン触ってるだけで、一部上場企業の役員や、そこらの社長の月収をはるかに越えるような収入を得られるもの。
そのような世界が、ちまたでよくあるような「サインに従うだけで誰でも簡単に好きに世界を旅行できるレベルでFXで勝てます」って・・・そんなことありえるわけないでしょう・・・。
入るタイミングがわかるのが第一段階。
それがサインツールでも有能なものはある程度正確に出ます。
しかし問題はそこからで、結局すべての問題は「やめ時」にかかってくるわけです。
入る時のストレスはそう大したことはありません。
入って、プラスに伸びたとき。
入って、マイナスで損失を抱えているとき。
そのときに、大変なストレスがかかります。
そのときにどう動くかでFXで勝ち残れるかどうかが決まります。
それが心の強さであり、技術や自信による自己信頼であり、大負けしないためのバランスです。
それができたときFXというのは、(お金)という側面だけの話になりますが、これまでの人生をひっくり返すことができるツールになります。
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