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手法は結局トレンド順張りでMAに従い、レンジ逆張りでBBに従う [手法]
相場の手法って、結局なんでもいいと思うんですよ。
なんでもいいっていうとちょっと語弊があるんですけども、たとえば聖杯探しをしているときに、
SMA25がよいとか、いやいややっぱりEMA21の方が敏感に反応するとか、いろんなことを
いう人がいますし、実際にその人にとっては、自分の設定がベストだと思うもんなんですが、
正直、だれも使ってないであろう23でも27でも大して変わらないんですよね。
実際いろいろいじってる間のフォームのせいで、20EMAに設定されてるのとか25SMAに設定されてるのとか
通貨によって違った設定のまま残ってるんですが、エントリータイミングはあまり変わりません。
トレンドのときには、MAからの動きで入りますし、小さい足でのレンジのときには、大前提として大きな足でのMAからの動きにあわせて、ですが、BBからの返りで入ることもあります。
情報商材なんか見てると、すごい煽り立てて、「とんでもない天才が作った、世界に類をみない手法である」というようなニュアンスで初心者に売る気まんまんで宣伝しますが、結局、どんなインジケーターを使おうと、どんなサインを出そうと、継続的に勝てる方法っていうのは、今回のタイトルがすべてなんですね。
MAに従い、BBに従う。
それだけだと思うんです。
もっと厳密にいうと、サポレジとチャネルというかトレンドラインというか、それに従ってるという言い方になるんでしょうけども、結局その補助線としてのMAとBBにあわせてエントリーとエグジット繰り返すのが、相場の手法のすべてだと思うんです。
それが理解できるところまで、チャートを見ることが継続できるかどうかだけの話と思うんです。
そして、チャートをただ見ているだけでは、結局は分かってくると思うんですけども、時間がかかります。
その時間を短縮するための補助線としてわかりやすくする機能がMAやBBなんだと私は思います。
過去チャートを見て、シュミレーションを繰り返す。
私はプリントスクリーンで、この先どうなる?的な場所で切り取って、PDFにして、パッドで見ながら慣れましたが、そんな面倒なことしなくても、mt4開いて、設定して、F12キーを押して画面を進めていくことで、予測と結果すぐわかりますから、それをずっとやってればよいと思います。
MT4のシュミレーションソフトとか買って練習してた時もありましたけど、結局は、F12キーだけで全然よいとと思います。
FXは結局はギャンブル [相場の考え方]
どこまで行っても相場の世界はギャンブルの世界です。
絶対はありません。
絶対はない、ということだけで言うと、通常のビジネスの世界にも絶対はありませんが、もっとはるかに近い、目の前のレベルで絶対がない、という意味でギャンブルです。
つまり、次の瞬間に上がるのか下がるのか、次に出るのが「丁」なのか「半」なのか、という世界です。
常に丁半ばくちをしているようなものです。
次に丁が出ると思えば「買い」半が出ると思えば「売り」
博打と違うのは、賭けてしまえばあとは結果を待つだけが博打ですが、
相場の場合は、やめるタイミングも自分で判断するので、それによって勝ち負けも変わって来るという
部分です。
なんでこんなことをくどくど言ってるかというと、根本的な部分で、それがわかっていると聖杯探しの旅から足を洗えるからです。
「絶対」があると思うから聖杯を探す。
株も、FXも、先物も結局はギャンブル。
丁半ばくちで言うと、サイコロを振る人のくせをつかんでいる状態が、勝つ確率が高くなっている人。
チャートの動きのくせをつかんでいる人が、このギャンブルに勝てる人ということになります。
「逆張りをしたくなるの」の法則 [スキャルピング]
私が相場をやってみようと思ったとき、最初にやりはじめたのは1分足のスキャルピングでした。
今となれば「最初にやりはじめたのは」という言い方になりますが、そのときは、1分足のスキャルピングを極めて、そのままいつでもどんなときでも自由自在にお金を生み出せる道具を手に入れるつもりでやりました。
なんだかんだと1年くらいは1分足でやっていたと思います。
時間もあったので、ずっとチャートを見ていられたのもあって、1分足のチャートがちょうどよかったのもあります。
そういう状態になじむと、チャートから目を離す、ということが怖くてできなくなります。
目を離すのはポジションをフリーにしたときだけ。
ポジションを持っている間は、必ずチャートを監視している。
上と下にOCO設定した上で、さらに目が離せないんです(笑)
どうかな。この文章を読んでくれてる人で、その感覚わかる人いらっしゃるかな?
分かるとしたら、あなたは逆張りで、ごく短い足でのトレード経験のある方のはず。
その手法は、逆張りの行き過ぎから戻ってくる瞬間のところだけ取ろうとする手法。
なんでもいいんですが、一番単純なもので言うとボリンジャーバンド。
1分足でボリンジャーバンドを表示させ、行き過ぎの乖離からの戻りだけを狙う方法。
ある程度相場を勉強した方は、「絶対やめとけ」という話をどこかでは必ず聞くやり方です。
ボリンジャーバンドは、行き過ぎのまま突き抜けることが普通にあるから、
たとえばエンベロープなどを使う形の方が今は主流だと思いますけど、
調整して、数値を決めたエンベロープにタッチしたらとにかく逆張り。
どこまで戻るか様子を見ながらイグジット。
有名な情報商材もある手法で、実際に勝てる人もいるでしょうけど、ほとんどの人は無理なやり方です。
勝てないだけならいいんですけど、私のように変な癖や思考回路がついてしまいます。
相場をずっとやってきて、理屈がわかった上であえて逆張り、ならいいんでしょうけど、右も左もわからないうちに逆張りに走ってしまうと、ほとんどの人は「相場は無理です」って退場するのではないでしょうか。
これもよく言われることですけど、日本人は「行き過ぎたからそろそろ戻るだろう」という発想をしがちで、
それも逆張りに向かわせる思考回路のベースになっているとのこと。
これだけ上がったのだからいくら何でもそろそろ下がるだろう。
これだけ落ちたからいくら何でもそろそろ戻っていくだろう。
この思考回路が地獄の一丁目だということを、三丁目まで行った人が気づく感じですかね。
だから、4時間足、1時間足で動向をみて、15分足をメインでやっている今ですら、ときどき、「上に行き過ぎたからそろそろ売りだな」とボリンジャーバンド2σ越えあたりで入ってしまうことがあります。
もちろん勝つこともありますが、トータルだと、逆張り方向は結局マイナスになります。
逆張りでちょこちょことって、逆行(つまり順張り方向に伸びる)でガツンといかれるよりは、
全部順張りでときどき逆行で負けても、行くときにグワーッて伸びるのもらった方が
財布的にも、精神的にも非常に健全と思います。
1万時間の法則 [相場の考え方]
何かを極める一つの目安に「一万時間の法則」というものがあると言われます。
どんなことでも、1万時間時間を使えば、だいたい一人前の腕になると。
1万時間というのは1日が24時間ですから、24時間不眠不休でやり続けて416日。1年と2か月ほど。
24時間中半分の12時間を使った場合は、833日。2年と3か月くらい。
職人さんなんかで、1日の勤務時間7時間その仕事をしている場合は、約4年。
仕事しながらとか、学校行きながら何か趣味の分野に取り組んでいる場合1日のうちに3時間時間を使うとして、約10年。
どうですか?
この時間の概念、実際に何かの分野で一人前になった人は、おおむね納得されるのではないでしょうか。
「それくらいかかるよね」って。
相場もそうなんだと思います。
ほんとうに自信をもって、相場に向かいあうために、それくらいの時間チャートと向き合ってないと、わかってこないんだと思います。
特に初心者の頃は、何かしらの理屈に気づけばそれで全部勝てると思ってしまうんですけども、今こんな感じだから、次にこうなる気がするっていうのは、相場の変遷を長い時間見ていないと、結局ピンと来るようにはならない。
と、私は思うんですが、どうでしょうね。
相場に関して天賦の才があって、最初からチャート見たらわかるっていう人もいるんでしょうけども、あくまでも普通の人の話です。
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