5分足スキャルピング手法

スキャルピングといったときに、どういうイメージを持たれるでしょうか？

1pips動くのをパッと取っていく反射神経が勝負といわれるやり方。

それを私もやったことがあるのですが、

あまりにも短い時間で繰り返しやっていると、FX業者さんのシステムの都合なのか、はたまたわざとやっているのかわかりませんが、妙なことがよく起こるようになります。

1時間に、20回とか出入りを繰り返すわけです。

早いと、1分の間に3回することもある感じです。

それを何度もやっていると指標があるときでもないのに、急にスプレッドが異様に広がっていたりすることが

ありました。

例えば、通常ドル円０．４なのに、

ポジション持ってみたら、いきなりマイナス５からのスタート。

1pips抜きだと、神経張り詰めながら5回勝ってやっととれる数字が、一瞬でマイナスになっているわけです。

スプレッドの表示は当然されていたのでしょうが、1秒を争うやり方で繰り返しやっている

そういうのをいちいちチェックしなくなり、ポジション持ってから気づきます。

いきなりとんでもないマイナスからスタートということになります。

また、長い足で見ていると全く気付かないのですが、1分足でやっていると、業者さんによって

かなりチャートの動きが違う瞬間があります。

5pips程度もずれている瞬間があります。

嘘だろ、と思うかもしれませんが、普通にあります。

1分足で、違う業者さんのチャートを見比べていると、特に結構動いている時間帯は、ズレが

よくあります。

スキャルピング専門でディーラー上がりの人が、業者さんによる違いを分析して特徴をつかんで、

こういう動きをしたら、そのあとこっちの業者のチャートは何秒遅れるからこのタイミングで入ればよい、というちょっと違った意味の「チャートパターンの読み」をマスターして、そのタイミングで大きく勝負している人がいました。

業者さんによるチャートの違いを逆に利用できるくらいのシステムに熟達した人はいいのですが、

普通にチャートを見てスキャルピングしている人間にはそういうことはできないので、ｍｔ4を見ながら業者さんのチャートで取引している私には、メリットは全くありません。弊害だけです。

そういうこともあって、1秒を争うスキャルピングはやめました。

5分足か15分足をメインに取引しています。

5分足で取引するとどちらかというとスキャルピングの分野に入ってくると思うのですが、

早くて30分、長いと3時間くらいかけるような感じです。

手法は、いろいろなやり方がありますが、

ＭＡＣＤのクロスで、そのときの移動平均線の向きと傾きを見ながら入る、という代表的で

結構勝率の高い方法があります。

この手法を基本にしたやり方は、いくつかの情報商材で売られていました。

移動平均線の数値は正直なんでもいいと思うのですが、

一番わかりやすいのは私の場合はＧＭＭＡです。

陳さんの、クジラとイワシの例えが面白くて使い始めましたが、

移動平均線の向きと傾きが視覚的に一瞬で判断できるので、チャート見て、パッと５秒で判断して、すぐ入るということができるのはＧＭＭＡだからでしょう。